代謝を若い頃に戻す呪文
なんで若い頃はあんなに食べても痩せていたのに、となる仕組みが面白い。
今年の3月の大阪大学の研究で、脳の体温、食欲、睡眠、体の水分量と塩分量を調整している視床下部のメラノコルチン4型受容体(MC4R)の繊毛(細胞から生えている毛状のもの)が短くなると、代謝が低下して食べる量が増えて肥満になる!ということを発見。
脳のメラノコルチン4型受容体(MC4R)の長さが痩せやすさを決定していて、それが加齢や過栄養によって短くなる。
動かなくなるから代謝が落ちて肥満になるだけじゃなくて、脳のメラノコルチン4型受容体(MC4R)が短くなるから、代謝が低下してしまって、食事の量も増えてしまう。それが年齢だけじゃなくて、過剰に栄養をとることでも短くなるから興味深いです。
これはラットの実験ですけど、メラノコルチン4型受容体(MC4R)が短くなるのを抑制すると、体重増加も抑制されるってすごいです。
体重も、自分の意志の力でコントロールするのって無理なのよね。だって、メラノコルチン4型受容体(MC4R)が短くなってしまったら代謝が落ちて、食事量も増えちゃうからどうにもならない。
そこで「MC4Rの還元」をダラダラと唱えてみる。
代謝が落ちてしまうということで、何もしていない時にダラダラと「MC4Rの還元」を唱えてみます。
すると脳がどんどん若返っていきます(ナラティブで書いています)。