遺伝子コードとは
人に対して怒りや不快感を感じる、あるいは「本当はこうしたい」と思っていることができない、などの悩みが生じるのは、“ある特徴的な遺伝子がオンになっているとき”である、という考えに基づき、このサイトではその特徴的な遺伝子を簡単な方法でオフにしてしまう方法を紹介しております。
この手法は、近年の遺伝子研究の発展を機に誕生したものです。約30億塩基対にも上るヒトゲノムの完全解析を目指した「ヒトゲノム計画」が1990年にアメリカで発表され、2003年にこのプロジェクトが完成し、ヒトの遺伝子の塩基配列がほぼ解読されました。以降、遺伝子研究が加速度的に進み、そのような動きの中で、エピジェネティクスという学問が発展していきます。エピジェネティクスとは、簡単にいうと「遺伝子自体は変化させずに、遺伝子のスイッチをオン、あるいはオフに変化させる、私たちの遺伝物質上の一連の付加的変化(装飾)」(Nessa,2015)のことを指しており、遺伝子の変化は生じさせず、生育環境の結果として遺伝子の発現が変化することを研究する学問です。
不必要な遺伝子が働きすぎたり、あるいは、働くべき遺伝子が働かなくなってしまうためにさまざまな症状(病気)を発症してしまう、ということが、エピジェネティクスによってわかってきています。例えば「〇〇(疾患名)において新たに△△という遺伝子が関与していることが示された」「□□(疾患名)の原因遺伝子として◆◆遺伝子を同定」などという記事を最近目にすることがあるかと思います。このような記事には、△△や◆◆遺伝子が働きすぎ、もしくは、働かなさすぎであるという理由から症状が生じている、ということが書かれています。遺伝子のこのようなオン・オフの働きが、身体疾患や精神疾患、能力、外見的特徴など、ヒトに関わるあらゆることに関与している可能性が示唆されています。
このような、近年の素晴らしい科学の発展からヒントを得て『簡単に誰でも行うことができて、人々の有言実行を可能にする』という大変ユニークな手法が生まれました。本来は、特徴的な遺伝子をオフにするのは簡単にできることではありません。しかし、遺伝子の名前を催眠療法のスクリプトとして用いることで、実際に不快な症状や問題から解放されるということが期待できます。しかも、催眠療法のように、専門家の元を訪れて、セッションに長い時間をかけなくても、自分で変化を起こすことができてしまう、ということが狙いです。
方法はいたって簡単で、「遺伝子コード」と呼ばれるものに「還元」という言葉をつけて「○○の還元」と7回唱えるだけです。唱えるときは目は開けた状態で唱えます。唱えるといっても、声に出す必要はないので、いつでもどこでも実行することが可能です。
唱える時は、正しいか間違っているかを一切考えず、検索してヒットした遺伝子コードを単純に唱えることを推奨します。もちろん、遺伝子の詳細な情報や意味についても知っている必要はありません。単純に“自分の悩みに対してはこれを唱えるだけでいい”と思って唱えてみてください。そうすることで、遺伝子コードを使ったスクリプトがうまく働いてくれるはずです。
本サイトに紹介されている方法は医療行為ではありませんので、何かの病気を治すことや完治させるなどということは目的とはしておりません。あくまでも、自身が気になっていることや、日頃の不快感が、遺伝子コードを唱えていく中で変化することを実感していただくために紹介させていただいております。本サイトの中で紹介されている遺伝子コードは、実際に変化が見られた事例から主に選定されております。皆様方にもぜひ色々お使いいただき、どのような変化があったか、あるいは全く変化が感じられない場合のお悩みなど、たくさんのご意見を頂戴できましたら幸いです。